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ハァハァするのと水を飲まないのが心配です

初めまして。4月中旬くらいに生まれたらしい仔猫と毎日楽しく暮らしています。元気いっぱいに毎日「遊ぼ。遊ぼ。」と誘われています。続き
最近、暑くなってきたせいか、ちょっと走ると犬のようにハァハァと真っ赤な舌をヘロヘロ見せるんです。
何かの本で、猫は犬のようにハァハァさせては、命にかかわるのでやめるようにという記事を読んだ気がします。そのため、こちらが遊ぶのを止めるのですが、本人(猫)がひとりで走り回って、ハァハァしています。
この仔はどこか変なのでしょうか。(たとえばてんかん持ちかも‥とか)
ハァハァしたら、やはり意地でも止めさせたほうがいいのでしょうか。すこし、不安になっています。
それから、この仔はぜんぜん水を飲みません。
水を飲まなくても大丈夫なのでしょうか。
どうぞ、よろしくお願いいたします。(ろくべえさんより)


ろくべえさんこんにちは。
生後3ヶ月くらいの仔猫といえば、一番可愛い時期ですね。何に対しても興味を持つ明るく元気な仔猫のように感じます。
猫もあまり暑すぎたり激しい運動をしすぎると、犬のようにハァハァすることはあります。ただし、ちょっと運動しただけでハァハァし、しかも舌が紫色っぽい時はチアノーゼと言い、体の酸素欠乏を示し、心臓や肺の病気が考えられます。
ろくべえさんの仔猫の場合は舌が真っ赤なようなので心配ありませんよ。もちろん、てんかんでもありませんよ。

ハァハァした時は少し休ませてあげ、それでも仔猫がひとりで走り回っている場合は、勝手にさせておけば良いと思います。
あと、飲み水の事ですが、どんな動物でも必ず水をとる事が必要です。体の細胞のほとんどは水なのです。ですから、どんな動物でも飲みたい時に水を自由に飲めるようにしておくことがとても大切なことです。1日に必要な水の量は10kgの犬でおよそ500mlと言われています。
ろくべえさんの猫はおよそ3ヶ月齢なので体重は1kg弱だと思います。体重が1kgだとすれば単純計算で1日50ccの水が必要ということになります。
ただし、缶詰など水分を多く含む食餌をとっている場合は、ドライフーズに比べて食べ物のほうからある程度の水分が自動的に摂取される形になるので、結果的に飲み水として摂取する水の量は少なくなります。
一番大切な事は、先程も言ったように喉が乾いた時に好きなだけ自由に新鮮な水を飲めるようにしてあげる事です。
おそらく、ろくべえさんの猫は缶詰など、水分の多い食餌を与えられている事と思いますよ。(2002.7.25)