（シャム系雑種／メス／8歳／名前・なんなん）
三種混合ワクチンの種類について教えてください。我が家では、室内飼いのため長年予防接種は、三種混合のみしかしてませんが、三種混合でも動物病院によって取り扱いワクチンが違うことを最近知りました。
2001年からはフェロバックス3を打っていたのですが、今年別の動物病院でワクチンを打ったらビルバゲンでした。どう違うのかと思いネットで検索していたら、フェロバックス3は不活性ワクチン、ビルバゲンは生ワクチンということと、両方共に多少の副作用報告もあるということがわかりました。
うちの猫はビルバゲンを打ったところに、4月に首のしこりについてご相談させていただいた脂肪腫ができたようにおもいます（これは私の推測ですが）。
また、他にもいくつかワクチンあるようですが、どのワクチンが一番安全なのでしょうか？
また、近年、毎年接種ではなく、3年に一度の接種でかまわない（効力が3年ほどあるので、毎年の必要性はない）という動物病院もありますが、『毎年』『3年に1度』とどちらが良いのでしょうか？
マスダ先生の病院ではどのようにされていらっしゃるのでしょうか？ 教えてください。（あめまさんより）
あめまさん、こんにちは。
今回は猫のワクチンについてのご質問ですね。
あめまさんがネットで検索したように、猫ワクチンは何種類かあり、それぞれ長所も短所もあります。
各動物病院の先生方は、それらの情報を頭に入れ、自分の病院ではどのワクチンを使用するのかを各自で決定していると考えられます。どのワクチンも、ちゃんと国家の検定をパスしている製品なので、どのワクチンが一番良いとか一番安全とか言える立場ではありません（私も単なる町医者です）
最後に、ワクチン接種の間隔に関してですが、国家検定をパスしている製品の効能書（使用説明）に、ある程度記載されておりますので、一般的には多くの先生方がそれに準じてワクチン接種の間隔を飼い主さんたちに伝えているものと考えられます。先程申しましたように、ワクチンにも何種類かありますので、私自身全てのワクチンの効能書に目を通している訳ではございません。
しかし、私の使用しているワクチンの効能書には「1年に1回の追加接種を推奨する」とありますので、効能書通りを飼い主さんにお伝えしております。（2005.5.13）