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乳腺腫瘍の摘出手術について教えてください

(イヌ/メス/2歳/名前・COMO)
避妊手術と腫瘍の摘出手術を同時にすると、麻酔の量が増えて犬の負担がかかりすぎるのではと言われましたが、続き同時にしない方が良いのでしょうか?
あと、手術をしてもらう獣医さんは「術後に犬がなめたりしないかぎり抗生剤もいらない」と言うのですが、あらかじめ抗生剤を服用すべきでしょうか? 乳腺摘出の場合は水がたまりやすいので管をつけるみたいですが、仕事があるので留守の間不安です。先生のところも管を付けられますか? 留守をするなら入院させたほうが良いのでしょうか?
それと、夏場の手術はしていないという獣医さんもいるそうですが、夏場はしない方が良いでしょうか? ただ、COMOの次回の発情期が9月で、夏場しかないのですが…。(こももさんより)


こももさんこんにちは。

手術をするとなると、色々な不安が出てくるものなのですね。こももさんからのいくつかの疑問にお答え致します。

Q.避妊手術と乳腺腫瘍の摘出の両者を行うことの麻酔等の問題は?
A,避妊手術と乳腺腫瘍の摘出の両者を行う必要がある場合は、同時に手術をするのが一般的です。
確かに手術時間も多少長くなりますが、現在一般的に手術時にはより安全な吸収麻酔が使われていますので、手術中の麻酔さえ安定していれば、避妊手術と乳腺腫瘍の摘出を一度に行うことは何も問題ありません。
むしろ別の日に行うということは二度麻酔をかけるということになるわけですので、それよりは一度で行ってあげた方が良いと思います。

Q.手術の後、抗生剤(抗生物質)はいらないと言われたが……。
A.手術の後、数日間は抗生物質を投与するのが一般的です。もちろん手術は無菌的に行われますが、万が一を含めての感染予防の目的で術後、数日間抗生物質を投与します。

Q.乳腺腫瘍の後、水が貯まりやすいので管をつけると言われたが……。
A,管をつけるか否かは先生によって違うようです(私自身は管をつけませんが、問題ありません)。
それぞれ先生の考え方にも微妙な差がありますが、その先生が慣れた(日頃行う方法で)やり方でやるのがベストだと思います。また、管をつけてもその部にガーゼ等をしておけば留守等しても問題ないと思います。

Q.夏場には手術をしない方が良いのでしょうか?
A.いいえ、夏場でも手術は全く問題なく行われております。今は良い抗生物質がありますので夏だから化膿しやすいなどということは全くありません。第一普通は、動物病院の入院室には冷暖房が入っていますので、手術や入院に際して夏も冬も心配いりません。(2003.06.24)