第14回
【知って得する動物の病気の豆知識 その10】
「皮膚病」
暑くなってきました。
この季節、気温や湿度の上昇やノミの活発な活動とともに発生が多くなってくる病気が皮膚病です。

 

皮膚病とひとことで言っても、皮膚病の原因や種類はものすごくたくさんあります。
今回はそれら1つ1つをお話しするのではなく、飼い主さんにとってわかりやすく、また実用的に症状別に簡単にまとめてみました。
(かゆいばかりが皮膚病ではありません。以下の表に示す症状はすべて皮膚病なので、思いあたる方は早めに動物病院に相談して下さい。)

 

 

また、こういった皮膚病の症状で動物病院を受診される場合、次の表に書いてあることに注意して観察をしておくと、獣医さんの診断の助けとなります。

 

 

 

この季節は冬に比べ3〜4倍の皮膚病の患者さんが来院されます。
皮膚病の発生の予防には1ヶ月に1〜2回のシャンプー(動物用シャンプーを使用して下さい。また皮膚病になりやすい場合は獣医さんに相談の上、その症状にあった薬用シャンプーを処方してもらって下さい。)とノミの予防及び駆除がカギとなります。
皮膚病は病気の中でも飼い主さんが発見しやすい病気です。よく観察している飼い主さんは発見も早く、治療も短期間で済むことが多いと思います。一番大切なことは、早くかゆい苦しみから救ってあげることです。よく言われますが“痛いのは我慢できても、かゆいのは我慢できない”のです。
今回は「皮膚病」の総論的なお話しを致しました。
もの言えぬ動物の場合、飼い主さんが気づかってあげることが重要なのです。
動物たちが私たちに安らぎを与えてくれるお返しとして、動物たちが楽しく健康でいられるように気付いてあげることが飼い主さんの務めとも言えるでしょう。

 

この「動物病院だより」が少しでもお役にたてればと考えております。
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Illust:LES5CINQ(Copyright 2002-2005 All rights reserved.)
※この『動物病院だより』は2002年から2005年まで『ペット情報サイトプチアミ』内で連載していたものです

 

 

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